第36回薬物活性シンポジウム・第12回日本ヒスタミン学会

プログラム

10月23日（木）

13：05　　　　開会の辞　　福井裕行（徳島大）、赤木正明（徳島文理大）

一般講演１（13：15-15：15）

座長：赤木正明（徳島文理大・薬・薬理学）

演題1　　13：15　IL-4受容体刺激によるヒスタミンH1受容体レベルの増加

　　　　　　　　　○堀尾 修平、福井 裕行

　　　　　　　　　（徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部薬学系分子薬物

　　　　　　　　　　学）

演題2　　13：30　鼻過敏症モデルラットにおける緑茶成分のアレルギー疾患関

　　　　　　　　連遺伝子発現抑制作用

　　　　　　　　　○松下知世¹、水口博之¹、新納　仁²、提坂裕子²、福井裕行¹

（^１徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部分子薬物、

^２伊藤園中央研究所）

演題3　　13：45　ヒスタミン受容体の胆汁酸代謝における役割

○笹栗靖之

（産業医科大・第二病理学教室）

演題4　　14：00　ヒスタミン受容体のコレステロール代謝における役割

○笹栗靖之

（産業医科大・第二病理学教室）

座長：大和谷　厚（大阪大院・医・保健・医用物理工学）

演題5　　14：15　アレルギー性鼻炎症状に対するヒスタミンH4受容体の影響

　　　　　　　　　○高橋佑次、香川陽人、亀井千晃

　　　　　　　　（岡山大院・医歯薬総合・薬効解析）

演題6　　14：30　curcumin誘導体、benzylidene cyclopentanoneによる

　　　　　　　　　マスト細胞からのヒスタミン遊離抑制作用の検討

　　　　　　　　　○Agung Endro Nugroho¹、Sardjiman²、Zullies Ikawati³、

　　　　　　　　　　前山一隆¹

　　　　　　　　　（¹愛媛大・医・統合生体情報学・薬理学、Gadjah Mada大・薬・

　　　　　　　　　　²製剤化学、³臨床薬学）

座長：福石信之（徳島文理大薬学部薬理学）

演題7　　14：45　AGE-2とAGE-3誘導性のヒト単球の活性化に対するヒスタミ

　　　　　　　　ンの効果

　　　　　　　　　○高橋英夫、森 秀治*、劉 克約、和氣秀徳、西堀正洋

　　　　　　　　　（岡山大院・医歯薬総合・薬理学、*就実大学・薬学部）

演題8　　15：00　ヒスタミンH₁受容体欠損マウスにおける食塩嗜好の亢進

　　　　　　　　○石塚智子^1,2，寺内香澄²，大浦清¹，大和谷厚²

　　　　　　　　（¹大阪歯科大・薬理， ²大阪大院・医・保健・医用物理工学）

休憩　　15：15-15：25　

シンポジウム１（15：25〜18：25）

テーマ『RNA干渉を用いた病態メカニズムの解明と治療への応用』　

　　　　　座長：服部裕一(富山大学大学院)、樋口宗史(新潟大学大学院)

Ｓ1-0　　15：25　イントロダクション

Ｓ1-1　　15：30　がん治療へ、ｓｉＲＮＡ抗癌剤の開発

　　　　　　　　　古市　泰宏

　　　　　　　　　（ジーンケア研究所）

Ｓ1-2　　16：00　RNAiによるがんの予防・診断・治療

　　　　　　　　　落谷　孝広

　　　　　　　　　（国立がん研）

Ｓ1-3　　16：30　siRNAによる中枢摂食制御でのNPY機構の同定

　　　　　　　　　樋口　宗史

　　　　　　　　　(新潟大学大学院)

Ｓ1-4　　17：00　siRNAを用いた老化関連疾患の病態解明〜更年期、糖尿病を

　　　　　　　　中心として〜

　　　　　　　　　林　登志雄

　　　　　　　　　（名古屋大学）

Ｓ1-5　　17：30　敗血症病態に対する遺伝子治療〜siRNAを用いたアポトーシ

　　　　　　　　ス抑制の効用〜

　　　　　　　　　松田　直之

　　　　　　　　　（京都大学）

Ｓ1-6　　18：00　総括

10月24日（金）

シンポジウム２（9：00〜12：00）

テーマ『アレルギー疾患克服のための新しい治療戦略』

　　　　　座長：前山一隆（愛媛大学大学院医学系研究科統合生体情報学薬理学）

　　　　　　　　福井裕行（徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部）

Ｓ2-0　　9：00　イントロダクション

Ｓ2-1　　9：05　皮膚アレルギーにおける抗ヒスタミン薬の位置づけと使い方

　　　　　　　　　秀　道広

　　　　　　　　（広島大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学）

Ｓ2-2　　9：35　気管支喘息治療における抗アレルギー薬

　　　　　　　　　山内広平

　　　　　　　　（岩手医科大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー・膠原病内科）

Ｓ2-3　　10：05　スギ花粉症に対する抗IgE抗体（Omalizumab）療法

　　　　　　　　　荻野　敏

　　　　　　　　（大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻）

Ｓ2-4　　10：35　薬食同源の視点から薬用食品に抗アレルギー成分を探る

　　　　　　　　　吉川雅之

　　　　　　　　（京都薬科大学創薬科学系生薬学）

Ｓ2-5　　11：05　マスト細胞のサブタイプ別機能解析から気管支喘息治療を考

　　　　　　　　える

　　　　　　　　　○劉　爽、前山一隆

　　　　　　　　　（愛媛大学大学院医学系研究科統合生体情報学薬理学）

Ｓ2-6　　11：35　総括

休憩　12：00-13：20　

一般講演２（13：20-14：35）

座長：櫻田　忍（東北薬科大学　　機能形態学教室）

演題9　　13：20　ラット前頭前野と支視床下部神経ヒスタミン機能の連関

　　　　　　　　　○千葉政一、正木孝幸、後藤孔郎、加島尋、藤原貫爲、葛城功、

　　　　　　　　　加隈哲也、吉松博信

　　　　　　　　　（大分大学医学部総合内科学第一講座）

演題10　　13：35　生体警告系としての疼痛による視床下部ヒスタミン遊離の　

　　　　　　　　　上昇

　　　　　　　　○室谷知孝¹，石塚智子², 山本浩一¹, 浅野景子¹, 阪田亘平¹,

　　　　　　　　　本城由衣¹, 大和谷厚¹

　　　　　　　　（¹大阪大院・医・保健・医用物理工学, ²大阪歯科大・薬理）

座長：谷内一彦（東北大・院・医・機能薬理）

演題11　　13：50　ヒスタミンによる脳梗塞後の脳浮腫軽減

　　　○足立 尚登、入澤 友美、元木 敦子、平賀 徳人、長櫓 巧、

　　　　　　　　　　劉 克約、西堀 正洋

　　（馬淵診療所、愛媛大学医学部麻酔蘇生、岡山大学医学部薬理）

演題12　　14：05　ノシセプチン代謝物ノシセプチン（12-17）の脊髄くも膜

　　　　　　　　　下腔内投与誘発性疼痛関連行動発現機構

○加藤 慧、溝口 広一、渡辺 千寿子、米澤 章彦、櫻田 忍

　　　　　　　　　（東北薬科大学　　機能形態学教室）

座長：小野寺憲治（横浜薬科大薬物治療学）

演題13　　14：20　ヒスタミンH₃受容体を介するノルアドレナリントランスポ

　　　　　　　　　ーターの機能抑制について

　　　　　　　　　○十川紀夫¹，十川千春¹，大山和美²，北山滋雄¹

　　　　　　　　　（¹岡山大・院・医歯薬総合・歯科薬理，²岡山大・歯・ＲＩ実験

　　　　　　　　　　　施設）

演題14　　14：35　規制薬物に誘発される異常行動とヒスタミン受容体

　　　　　　　　○瀧野奈緒子¹⁾、櫻井映子¹⁾、張冬頴¹⁾、岩村樹憲²⁾、谷内一彦¹⁾　
　　　　　　　　　（^1）東北大・院・医・機能薬理、^2）松山大・薬・医薬品化学）

休憩　　　14：50-15：00　

一般講演３（15：00-16：00）

座長：西堀正洋（岡山大院・医歯薬総合・薬理学）

演題15　　15：00　明期と暗期の低酸素換気応答とヒスタミンH1受容体の寄

　　　　　　　　　与

　　　　　　　　　○岩瀬みち子、大嶋康義、泉崎雅彦、石黒　卓、金丸みつ子、

　　　　　　　　　　本間生夫

　　　　　　　　　（昭和大学·医学部·第二生理）

演題16　　15：15　紫外線誘発光毒性反応に対するサンスクリーン剤の保護効

　　　　　　　　　果

　　　　　　　　　○見尾光庸¹，小野恵理香¹，樽本昌典¹，福井裕行²

　　　　　　　　　（¹就実大学薬学部薬効解析学分野、²徳島大学大学院ヘルスバイ

　　　　　　　　　　　オサイエンス研究部分子薬物学分野）

座長：菱沼　滋（明治薬科大学・薬効学）

演題17　　15：30　ラット静脈平滑筋のヒスタミン誘導性弛緩メカニズム

　　　　　　　　　○坂井 康祐、佐野 峻子、樋口 宗史

　　　　　　　　　（新潟大学大学院 医歯学総合研究科(医学部)・薬理学分野）

演題18　　15：45　α-methylhistamine-induced vasodilation and vaso-　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　 constriction in the mesenteric resistance artery of

　　　　　　　　　　　　　　　　 the rat

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ○Pengyuan Sun, Xin Jin, Toshihiro Koyama and Hiromu Kawasaki^*

　　　　　　　　　　　　　　　　 　（岡山大学大学院医歯薬総合研究科創薬生命科学専攻 臨床薬

　　　　　　　　　　　学）

休憩　　　16：00-16：10　

招待講演（16：10-17：10）

座長：水口博行

『Exploring Anti Allergic Potential from Ayurvedic Herbs』

　　Dr. Pulok K. Mukherjee, Satheesh Kumar N., Venkatesh P.

　　(School of Natural Product Studies Jadavpur University, Kolkata 700032, India)

特別講演（17：15-18：15）

座長：福井裕行

『Plasticity of histamine H₁ and H₂ receptors and its relevance to allergic 　

　inflammation』

　　Prof. Massimo Triggiani

　　（Division of Clinical Immunology and Allergy, University of Naples Federico II

　　　Center for Basic and Clinical Immunology Research (CISI), Naples,

　　　Italy）

懇親会　　19：00-21：00

　　ホテルグランドパレス徳島

　　10月25日（土）

シンポジウム３（9：00-12：00）

テーマ『アレルギー性炎症と関連因子』

　　　　　座長：大内　和雄（安田女子大学薬学部）、

　　　　　　　　赤木　正明（徳島文理大学薬学部）

Ｓ3-0　　9：00　イントロダクション

Ｓ3-1　　9：05　HeLa細胞におけるヒスタミンH1受容体シグナル伝達と遺

　　　　　　　　伝子発現調節

　　　　　　　　水口　博之

　　　　　　　　（徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部分子薬物学分野）

Ｓ3-2　　9：35　アレルギー性皮膚炎の増悪化機構

　　　　　　　　平澤　典保

　　　　　　　　（東北大学大学院薬学研究科）

Ｓ3-3　　10：05　マウスにおけるニッケルアレルギー：自然免疫系の効果

　　　　　　　　遠藤　康男

　　　　　　　　（東北大学大学院歯学研究科）

Ｓ3-4　　10：35　モルモットアレルギー性鼻炎モデル

　　　　　　　　奈邊　健

　　　　　　　　（京都薬科大学病態薬科学系・薬理学分野）

Ｓ3-5　　11：05　アトピー型喘息発症における環境因子の影響

　　　　　　　　田中　宏幸

　　　　　　　　（岐阜薬科大学機能分子学大講座薬理学研究室）

Ｓ3-6　　11：35　総括

12：00-12：10　閉会挨拶、次回会長、当番幹事挨拶